冬季キャンプ

ボーイ隊は11月21日・22日・23日、木々が色づき始めた浅柄野野営場で冬季キャンプを行いました。キャンプは夏だけではありません。せっかく身につけた技能が錆びつかないよう冬にも実施しています。今回は班会議でスカウトたちが話し合い、デイキャンプにするか宿泊キャンプにするかの日数や、食事のメニューも班ごとに決めて実施しました。

先輩スカウトたちは慣れたもので、テントの設営・火起こし・調理をテキパキと進めていますが、9月に上進してきたばかりの新人スカウトは初めて見る薪ストーブに興味津々でした。今回は班別の献立でしたので、カレー風炊き込みご飯、鮭のホイル焼きやカツ丼などどれも美味しそうな料理が並んでいました。

夜は宇宙飛行士の野口聡一さんが搭乗している国際宇宙ステーション(ISS)を観察しました。空の端からゆっくりと現れ、頭上を通過していきました。数分間でしたが肉眼ではっきりと観ることができました。スカウトたちは興奮気味に手を振っていました。

その後隊長が準備したスウェディッシュトーチを囲んで星空を眺めました。冬の澄んだ空には満天の星々が輝いていてとても綺麗でした。トーチのゆらめく炎の暖かさを感じながら、静かな山間で天体観測をするのは冬のキャンプの醍醐味です。

最終日は少し雨がパラパラとしましたが、大きく天候が崩れることなく今年も無事冬季キャンプを終えることができました。これからもいろんな経験を積んでオールシーズンどんな条件でもキャンプができるように成長していってね。