ＢＰ祭・夜間ハイキング

２月４日、５日にＢＰ祭・夜間ハイキングを実施しました。4年ぶりの開催で、スカウト、指導者、保護者、総勢６５名で西近江路を歩きました。

２/４夜７時過ぎ、勝部自治会火祭り交流館に集合し、開会式、ＢＰ祭を行いました。

開会式では、いつも応援してくださる近江守山ライオンズクラブ様より激励金、守山青年会議所様より激励品を受け取りました。

ＢＰ祭では、代表者が研究発表を行い、カブ隊は「ベーデン・パウエル卿」、ボーイ隊は「大震災でボーイスカウトができること」について発表しました。また、100周年式典参加報告では、滋賀県を代表して参加した２名が、経験したことや思いなどを伝えました。どの発表も大勢の前にもかかわらず、堂々としたものでした。

続いて、ハイキングの企画を担当したベンチャー隊より、手作りの地図を使ってハイキングのコースや注意点などの説明がありました。これで準備はオッケー。全員で「エイ、エイ、オー！」のかけ声で気合いを入れ、火祭り交流館をあとにしました。

今年のハイキングコースは、「ＪＲ大津駅→坂本→ＪＲ大津駅・ＪＲ石山駅」。カブ隊は１８.２㎞、ボーイ隊・ベンチャー隊は２２.５㎞です。立春(2/4)とはいえ、屋外は体の芯まで冷える寒さです。スタート地点となる大津駅近くの公園でストレッチ体操をしたあと、いざ出発！さて、各隊の様子はどうだったのでしょう。

[カブ隊]

ハイテンションで勢いよく歩き出し、いいスタートを切ることができました。しかし、普段は家で眠っている時間。すぐに疲れがみえ始め、寝ながら歩くスカウトやぐずりながら歩くスカウトが続出しました。そんな中、年上のスカウトが年下のスカウトを励ましたり、後ろから押してあげたりする姿が見られました。何とかゴールすると、大津駅や電車の中でみんな爆睡。腰を下ろすと自然と眠ってしまいました。全員が初めての経験で、気持ちのコントロールやペース配分が難しかったと思います。寒さや眠気と闘いながら、よくがんばりました！

[ボーイ隊]

パトローリングというハイキングの隊形を意識しながら、２班に分かれてゴールを目指しました。地図を見ながらコースと今どこにいるかを確認し、自分たちの力で夜道を進みます。道中、交差点を通過する度に「○○班、○○交差点を通過。どうぞ。」「了解。」と、無線で交信します。

終盤、足の疲労はかなりのもので、「もう無理。」「まだ着かへんのー。」という声もありましたが、「もう少しや、頑張ろう！」と励まし合ったり、限界になった仲間の荷物を持ったりする姿が見られました。無事にゴールして、何とか予定時刻の電車に乗ることができ、大満足の表情。立派でした！

[ベンチャー隊]

僕たちベンチャー隊は、7名参加し、有志5名が歩きました。道に迷うことなくスムーズに歩けたので、予定より90分ほど早く到着することができました。途中で大きなトラブルもなく、安全に快適に進むことができ、カブ隊、ボーイ隊で歩いた時よりも体力、精神力共に成長できていたことを実感できました。
今回の夜間ハイクを通してベンチャー隊としての姿を、ボーイ隊やカブ隊に示せたと思います。これからもベンチャー隊として、他のスカウトのお手本になるような行動を心がけていきたいと思います。(スカウトより)

さすがです！